2012年11月13日

Posted by namakuma
at 09:17
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ボランティアのカタチ

先日、日本の建築家・板茂(ばん しげる)氏の講演会へ行ってきました。

ボランティアのカタチ
板茂氏設計(ポンピドー・センター -メス/フランス)

チケットもすぐに完売し、皆さんとても楽しみにしていましたが。。。

一度は、あの巨大な台風の影響で中止!?それとも延期!?とやきもきしていましが、板氏のご好意により、ご多忙の中スケジュールを調整して頂き無事に開催することが出来ました!

ありがとうございますm(__)m


今回の講演のテーマは、『作品づくりと社会貢献の両立を目指して』


特に印象的だったのは、自ら被災地に出向き、そこで率先して仮設住宅や施設の建設に携わっていること。

世界10カ国以上でのプロジェクトを抱えながらのボランティア活動。

とても頭が下がる思いでした。


板氏曰く、仮設住宅であっても、住む人たちが気持ち良く、建物も美しくなくてはならない。

皆に愛される建物であれば、それが仮設であっても、それは仮設ではなくなる、と。


また、自らが資金を集めのため動いたり、ボランティアを集めたり、役所へ調整したりなど、行動力も半端じゃないです!


ボランティアもお金持ちの住宅も満足感は同じなんです。

ボランティアも結局は自分の為なんです。

やってあげてると言う思いだと続かないんですよ、と板氏はおしゃっていました。


以前にもテレビ番組で、『色々なボランティアはあるけれど、建築家にしか出来ないボランティアのかたちもある』と。。。


色々な建築関係の講演を聞いてきましたが、目頭が熱くなるのは初めてだったのではと思います。


講演後は建築士会メンバーと共に板氏を囲んでの食事会♪

久々に緊張!!!しました。。。

板氏との記念写真(^_^)
ボランティアのカタチ







 
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